【メンバーインタビュー 15】綾美津子さん(合同会社アンラベル)

【メンバーインタビュー 15】綾美津子さん(合同会社アンラベル)

6月から新たなメンバーが加入しました。今回ご紹介するのは、合同会社アンラベルの綾美津子さんです。

Q1.ラフアウト中津をどうやって知りましたか?

2Fにあるコワーキングスペース(CQN)の会員の方に紹介していただき、CQNへ内覧に来たのがきっかけです。初めはCQNの見学に来たつもりでしたが、その際にラフアウトも案内していただき、キッチンスペースを見て「ここだ!」と思いましたね。

Q2.入会を決めた理由

ラフアウトに来る前の2年間は、中津にある事務所に籠っていました。でもこのようなご時世で人に会う機会も減り「やっぱりもっと人に会いたい!」と思い、新たな場所を探していてここにたどり着きました。コロナ禍に設立した今の事業をもっと広めていきたいし、さらに他のメンバーさんと情報交換しながらビジネスのアイデアをもらえたらいいなと思っています。

Q3.ラフアウト中津をどのように利用していますか?

今は週2回のペースで利用しています。そして、月に数回はキッチンスペースや広々とした会議室もレンタル利用しています。打ち合わせや撮影で来て下さる親御様やお子様なども、スペースを見てとても喜んでくれるので嬉しいです。

Q4.今現在のお仕事内容は?

不動産業(有限会社ブリリアント・エイ)が収入源となっていて、その収入を確保しながらやりたいことを実現させるために合同会社アンラベルを2020年4月から始めました。不動産業を行っている会社は、建築士だった父が立ち上げた会社で。晩年に不動産管理をしようと思って枠組みをつくっていたタイミングで父が亡くなってしまい。会社を引き継ぐ形で独立し、今年で14年目になります。

合同会社アンラベルでは、 “でこぼコ・ラボ”という発達障害のお子様をもつ親御様からの質問に、でこぼコな子どもたち(自分のお子様と近しい子)が答えるというプロジェクトを行っています。

Q5.合同会社アンラベルを設立したきっかけは?

アンラベルの共同代表でもある城戸の知り合いのお医者さんの「発達障害の診断を受けた後に、ケアをしてくれるところがない」という悩みを解消するために、私もお手伝いをさせてもらっていたんです。

それまでは“発達障害”という言葉についても深く知りませんでした。色々学んでいくうちに「今思えば、私の娘も発達障害だった気がするなぁ」と思ったり、他にも気付くことがとても多くて。そこから本格的にITやデジタルで解決できるサービスを作りたいという気持ちが芽生え、新たに会社を設立することになりました。

Q6.今の悩みは?

“でこぼコ・ラボ”の認知度拡大のためにYouTubeを始めましたが、再生回数や登録者数もなかなか伸びず。Twitternoteも始めましたが、なかなか思い通りにはいかないものですね(笑)。

読売新聞と日本教育新聞にも取り上げていただいたことがあるのですが、瞬間的に伸びても、サービス内で一番の肝である質問がなかなか来ないんですよね。。。私たちが今できることは「発達障害の子たちの凸を伸ばすこと」であり、ニーズがあるのではないかなと思っています。しかし、事業を継続させていくために今のままだと資金的にも難しいと思っていて、何かブレイクできないかと試行錯誤の日々です。NFT(非代替性トークン)など、今とは違うアプローチもチャレンジしたいなと思っています。

Q7.こんな人と繋がりたい!

地域の方々とも、もっともっと繋がりたいです!後はデジタルは好きな方ですが、やはり、専門家とも繋がりたいですね。

ラフアウトに来て「新たな人との繋がりが増えている」というのを実感しているので、今とてもいい感じです(笑)。自分から積極的に声をかけにいくというのはなかなかハードルが高いので、やっぱり繋いでくれる人(コミュニティオーガナイザーや東邦レオの皆さん)がいてる環境というのはとても大きいなと思います。

 

【収録日:2022.7.6】
撮影/テキスト:丸岡陽(ラフアウト中津CO)
インタビュアー/編集:廣瀬大輔(ラフアウト中津CCO)

――――

メンバープロフィール15

綾美津子さん
合同会社アンラベル

【でこぼコ・ラボ】WEBサイト
https://dekobocolab.com/

【でこぼコSNS】
Twitter
You Tube
note

【事業内容】
「でこぼコ・ラボ」という、発達障害の子どもを育てる親がお悩みを
「子ども先生」に質問できるwebサービスを運営しています。
「子ども先生」は実際の発達障害支援施設に通う子どもたち。
質問する親御さんの子どもと「でこぼコ診断」でマッチングされます。