Laugh Out

【メンバーインタビュー 13】鶴田昌志さん(TOOL)

By 2022年2月4日7月 19th, 2022No Comments
【メンバーインタビュー 13】鶴田昌志さん(TOOL)

【メンバーインタビュー 13】鶴田昌志さん(TOOL)

13回目のメンバー紹介。今回ご紹介するメンバーは、映像ディレクターの鶴田昌志さんです。

Q1.ラフアウトどうやって知りましたか?

ラフアウトに来る前は、堂島のシェアオフィスで仕事をしていました。その当時、一緒に仕事をしていた会社が諸事情でそこを離れることになり、そのときに僕も新しい仕事場を探そうと思い始めました。友人が中津にいたことと家からの距離の近さから、中津という場所が僕の頭に選択肢として浮上してきて。そして偶然が重なり、ラフアウトの運営元でもある吉本興業さんとお仕事する機会があり、「クリエイターが集まる場所」としてラフアウト中津のことを教えていただきました。

Q2.何故この場所を選んだのか?

クリエイターを中心にコミュニティが形成されていて、そこで集まってる人たちで何かを生み出したり、一緒に仕事をしていく。コワーキングスペースもそのような役割が必要になってくるんだと思います。場所の提供だけではなく、何かが生まれるきっかけ作りみたいな。ラフアウト中津はそのような場所なんじゃないかと、最初見学に来た時に感じました。

Q3.今現在のお仕事内容は?

元々番組制作をずっとしたかったということもあって、ニュース番組の映像ディレクターはずっと大切にしている仕事の一つです。後は、大学のオープンキャンパス用の映像制作、そして今多いのはドローン撮影ですね。空撮は力を入れている分野でもあります。去年からはダイビングにハマっていて、次は潜水士の免許を取得しようと、実は勉強中なんです。今年は、水中が仕事に繋がるようなアクションをしていきたいなと思っています。

Q4.最初に就職したのはどんな会社?

元々は映画が作りたくて、東京の専門学校に行きました。しかし映画の世界って、しっかりとした就職先が定まっていないもので。神戸から東京の専門学校に行かせてもらったのに就職できませんとなると親に申し訳ないなと思い。就職活動はしたものの、門戸がかなり狭くて苦戦しました。結局映画の道を断念し、テレビ業界に進みました。TBS関連の番組を制作している会社に就職し、最初は情報番組やバラエティのADから仕事がスタートしました。

Q5.新卒3年目で起こった悲劇とは?

少しずつ番組も転々しながら働いて3年が経ち、ある番組で本格的にディレクターになったんです。その際に激務すぎて、過労と栄養失調などが原因で体を壊し、左手首と左足首の先が麻痺して動かなくなってしまいまして。
病院に行ったら「麻痺はしているけれど、原因はわからない」と言われ、検査入院を行いました。それでも原因がわからず、本格的な大学病院での検査が必要になり、3ヶ月ほど休職しました。
退院後はすぐに東京に戻ったのはいいんですけど、次に襲ってきたのは薬の副作用。毎週2日くらい約40度の熱が出て、このまま仕事を続けることがしんどくなってしまいました。年齢的にもまだ方向性を変えることはできるなと思い、一度実家の神戸に戻ることにしました。

Q6.その後、ブライダルの仕事に就いたきっかけは?

制作会社を退職する時の特番で、某大手ブライダル会社のプランナーさんを紹介するというドキュメンタリー番組を作ったんです。そこでブライダルの仕事に興味が湧いてきて。神戸に戻った際に、ウエディングプランナー職での面接をいくつか受けに行きました。当時は男性プランナーも少なく、プランナー職ではどこも採用にならず。。。唯一受かったのがドレスショップの営業職でした。

Q7.フリーとしてお仕事を始めた理由は?

もともとプランナー職志望だったということもあり、徐々に熱量は落ちていきまして。(笑)当時パートナー企業だったヘアメイクの店長さんに相談すると「映像会社で知り合いがいるから紹介しようか?」と言ってくれまして。その店長が、嫁さんになるんですが。(笑)
そしてそれがご縁で、ブライダルの映像撮影などを手掛けている会社に転職しました。そこから10数年、その会社で働いていたのですが、会社と自分のやりたいことの方向性が少し変わってきたなと感じ始めていました。そのタイミングでコロナ禍も重なり、仕事が激減したりリモートになったことから、独立を決意しました。

Q8.自分の強みは?

「何ができますか?」と聞かれた時に、「宇宙以外の陸海空全てどこでも撮れます。そしてワンストップで編集まで仕上げることができます。」と言っています。今年は水中撮影を自分のモノにして、さらに自分の強みを出していきたいなと思っています。再来年くらいには宇宙に行きたいですね。(笑)僕は15秒とか1分とか短い映像を作り込むということが苦手で。逆に長期に渡る追いかけ取材のドキュメンタリー系が好きだし、得意なんです。

Q9.こんな人と繋がりたい

今はまだ前職のクライアントから仕事をいただいてる部分も大きくて。新しいパートナーさんの新規開拓だったり、仕事の幅をどう広げていくのかが課題かなと思っています。表に出る人と裏方の人のマネジメントをしている人って映像の分野では実は少なくて。そんな人がいたら、是非繋がりたいですね。後は完全にプライベートですけど、ダイビング好きな人がいたら、まずはお友達から始めましょう!(笑)

Q10.ラフアウトに期待することは?

普段は2階の固定席で仕事をしているのですが、2FはCQNさんとの共用エリアでもあるので、2F独特の盛り上がりみたいなんも作っていければ面白いかなと。後はもっとメンバーさんが増えて、新たな仕事のパートナーが見つかったり、課題を抱えている人がラフアウトに相談すれば解決するような場所になれば良いなと。ラフアウトとして、メンバーさん同士で何か生み出せたら最高ですね!

 

【収録日:2022.1.14】
撮影/テキスト:丸岡陽(ラフアウト中津CO)
インタビュアー/編集:廣瀬大輔(ラフアウト中津CCO)

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メンバープロフィール13

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